全国のドクター9,299人の想いを取材
クリニック・病院 158,579件の情報を掲載(2024年6月11日現在)

  1. TOP
  2. 京都府
  3. 京都市山科区
  4. 山科駅
  5. うちやま皮ふ科クリニック
  6. 内山 麻悠子 院長

内山 麻悠子 院長の独自取材記事

うちやま皮ふ科クリニック

(京都市山科区/山科駅)

最終更新日:2023/12/04

内山麻悠子院長 うちやま皮ふ科クリニック main

2021年に開院した「うちやま皮ふ科クリニック」。内山麻悠子(うちやま・まゆこ)院長は、大学病院や地域の基幹病院などで経験を重ねてきたが、地元の山科で地域貢献したいという思いで開院を決意。同じく皮膚科医の夫とともに、幅広い年齢層の患者の診療にあたる。ニキビやアトピー性皮膚炎、水虫、イボなど多くの人が悩みを抱える一般皮膚科をはじめ、自費診療の医療脱毛にも注力している。院内は清潔感のある白を基調とした居心地の良い空間。「幸せを呼ぶ」といわれるオリーブをシンボルマークとして、親しみやすく快適に過ごせるクリニックをめざしている。内山院長の医療理念やクリニックへの思い、今後の展望などについて話を聞いた。

(取材日2023年6月27日)

地域の人々が通いやすい街のクリニック

開院から間もなく2年半ですね。

内山麻悠子院長 うちやま皮ふ科クリニック1

はい。地域の皆さまのおかげでここまで来ることができました。当院は新たな場所に建物を建設し、スタートを切りました。建てている最中に新型コロナウイルス感染症が流行した影響で工期が延びてしまったのですが、「建設している時から開院を心待ちにしていたんですよ」と、患者さんからうれしいお声をいただいています。地域の多くの方々が通いやすいよう、ベビーカーや車いすでも来院できるバリアフリー設計、駐車場の設置などにもこだわったので、「近所に皮膚科ができて良かった」というお言葉をいただくと、開院して良かったなと感じますね。

開院の経緯について教えてください。

夫が私と同じ皮膚科医なので、いずれは2人でクリニックを開院できたらいいなという思いは漠然と抱いていました。また、私はもともと山科区出身なのですが、もし開院するなら、愛着のあるこの地域にしたいという思いがありました。大学は滋賀県でしたし、皮膚科医になってから京都で働く機会がなかったのですが、地元で医療貢献したいという思いはずっと持っていたんです。開院当時は子どもがまだ小さいこともあって、皆さまに全力で医療をお届けできるか不安もありましたが、実家が近いので安心感もありましたし、何より思い入れのある土地で働けるチャンスは貴重だと思い、決断しました。

クリニックにはどのような患者さんが多く来院されますか?

内山麻悠子院長 うちやま皮ふ科クリニック2

近隣の患者さんが多いですが、当院は駐車場もあるのでホームページを見て遠方から車で来てくださる方もいらっしゃいます。年齢層は、0歳から100歳近い方までとても幅広いです。赤ちゃんのおむつかぶれや年配の方の乾燥肌からくる湿疹のほか、アトピー性皮膚炎やじんましんなどアレルギーの関わる皮膚疾患、ニキビ、水虫、イボ、ヘルペス、帯状疱疹、皮膚腫瘍に至るまで、患者さんのお悩みも多岐にわたります。近隣の大きな病院や大学病院とも連携しているので、他院への紹介が必要な症状の場合は、患者さんのご希望に沿って対応しています。当院は保険診療の他、自費診療の医療脱毛などの施術も行っています。患者さんの皮膚に関するお悩みはさまざまですので、お気軽にご相談していただければと思っています。

患者の悩みに寄り添える存在でありたい

先生が皮膚科医をめざした経緯について教えてください。

内山麻悠子院長 うちやま皮ふ科クリニック3

医師になりたての頃、いろいろな診療科目の勤務を経験しましたが、皮膚科医の診療の様子にとても興味が湧いたのがきっかけです。患者さんの皮膚の状態を見たり触れたりすることで、病気をきちんと鑑別したり、その背景にある他の病気を見つけるなど、視診や触診から多くの情報を得ることでしっかりした医療提供ができるんだという点に、やりがいを感じました。また私自身もこれまで、ニキビやじんましんなど皮膚の病気に悩まされてきました。だからこそ、患者さんの悩みに寄り添えるかもしれないという思いもあり、皮膚科医をめざしました。

診療で心がけていることはありますか?

病状や考えられる病名、必要な検査や治療法など、丁寧にわかりやすく説明するよう心がけています。皮膚科の教科書や病気、お薬の説明冊子を使ってお話しすることもありますね。特に定期的な通院が必要になる場合は、なぜ治療を続ける必要があるのかをきちんとご説明し、通院していただく大切さをお伝えするようにしています。例えば、アトピー性皮膚炎は、塗り薬による治療が基本ですが、塗るのをやめると一気に症状が悪化することもあります。忙しい中、受診していただくことは大変ですが、治療を継続することで悪化の防止や、良い状態の維持につなげられることが期待できます。それでも改善が期待できない方には、注射薬などの新しい治療も併せてご提案しています。医療は日々進歩していますので、患者さんにとってより良い治療を積極的に取り入れていきたいと考えています。

自費診療の医療脱毛について教えてください。

内山麻悠子院長 うちやま皮ふ科クリニック4

医療機関でしか取り扱うことのできない機械で施術をする点が、大きな特徴として挙げられます。また、施術中に何か皮膚にトラブルが出た場合はすぐに診察ができますので、そういった面でも安心してお受けいただくことができると考えています。実際に、女性、男性とも幅広い世代の方にお越しいただいていますので、医療脱毛に対するニーズの高さを実感しています。当院にお越しいただいている患者さんが、安心して任せられるという理由で医療脱毛を希望してくださったり、医療脱毛をきっかけに当院を知った患者さんから他の皮膚症状についてもご相談いただくようになったら、うれしいですね。

より一層の地域貢献をめざして

クリニックで働くスタッフさんについて教えてください。

内山麻悠子院長 うちやま皮ふ科クリニック5

ドクターは私と夫の2人、看護師が3人、事務が4人の合計9人で診療を行っています。和気あいあいとした雰囲気で、職種の垣根を越えて良いコミュニケーションが取れているなと感じています。また、スタッフも一緒に治療薬の勉強会に参加するなど、皆で患者さんにより良い診療をお届けできるよう取り組んでくれるので、とてもありがたいですね。夫は平日は他の病院で働いていて、土曜日に手伝ってくれています。土曜日は患者さんが多いので、スムーズに診られるようにニ人体制で臨んでいます。ゆくゆくは土曜日以外も、夫と私の2人で患者さんに寄り添っていきたいなと思っています。

クリニックの今後の展望について教えてください。

おかげさまで、毎日多くの患者さんにご来院いただいています。「ご家族が通院しているので自分も来てみた」、「ご友人に勧められて来院した」というお声もよくいただくようになりました。一方で、「最近クリニックの存在を知った」という近隣の方もまだたくさんおられます。これからもっと多くの方にクリニックを知っていただきたいです。受診していただいた患者さんに満足いただける治療を行うことで、自然と当院を紹介してくださり、地域のより多くの方々に当院を受診していただける、そんな良い流れができていけばとてもうれしいです。自費診療のメニューもこれからさらに増やしていきたいですね。治療はもちろんのこと、患者さんとのコミュニケーションも大切にし、地域の方々に愛されるクリニックへと成長できるよう、スタッフ一同頑張っていきます。

最後に、読者に向けたメッセージをお願いします。

内山麻悠子院長 うちやま皮ふ科クリニック6

当院のロゴマークは、オリーブをモチーフとしています。夫が描いたデザインをもとに手がけた、夫婦で思い入れのあるものです。クリニックは医療提供をする場ではありますが、患者さんにとって親しみやすくて居心地の良い雰囲気をつくっていきたいという思いから、「幸せを呼ぶ」といわれるオリーブを当院のシンボルマークに選びました。赤ちゃんからご高齢の方まで、皮膚のことでお悩みの方に気軽に来ていただけるようなクリニックをめざしています。皮膚でお困りのことやお悩みのことがあれば、どうぞお気軽にお越しください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

医療脱毛/全身(1回)6万6000円~、ワキ(1回):6600円~

Access