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小室 敦 院長の独自取材記事

表参道AK歯科・矯正歯科

(渋谷区/表参道駅)

最終更新日:2023/12/14

小室敦院長 表参道AK歯科・矯正歯科 main

表参道駅から徒歩3分の交通至便な場所にある「表参道AK歯科・矯正歯科」。小室敦院長は日本歯科大学附属病院に勤務していた時、顎関節症や訪問診療、口腔リハビリテーションを中心に研鑽を積み、都内の一般歯科クリニック勤務、インプラント専門クリニック副院長、審美・矯正歯科専門クリニックでは院長を務めるなど幅広い分野でレベルの高い診療に携わってきた。2020年の開院以来、口周りを含む口腔内のあらゆる要望に応えられるクリニックをめざし、1歯ではなく1口腔単位が基本の診療を行っている。中でも力を入れているのは、歯周病治療と矯正歯科。「他院で断られてしまった方も、お口の中がボロボロの状態でも諦めずに相談してほしい」と話す小室院長に、同院の診療について詳しく聞いた。

(取材日2023年10月2日)

矯正と歯周病治療を併用し重症化リスクの軽減を図る

どのような患者さんが多く受診されていますか?

小室敦院長 表参道AK歯科・矯正歯科1

一番多いのは20代の女性ですが、10代や30代の女性にも多くご来院いただいています。最近は、親子で来られる方や歯周病治療を目的に受診される中高年の男性も増えています。いずれのケースもクチコミや当院の患者さんからの紹介で来られるケースがとても多いことが当院の特徴ですね。都内はもちろん遠方から矯正のために通われている方もいらっしゃいますし、診療に関する海外からの問い合わせも少なくありません。当院を選ばれる患者さんは、歯に対する意識が非常に高いので、それに見合う質の高い歯科医療を提供したいという思いが年々強くなっていますね。また、歯科に恐怖感を持っている方や全身管理が必要な患者さんの場合、日本歯科麻酔学会歯科麻酔専門医が対応して静脈内鎮静法を行うなど、誰もが安心して通えるクリニックづくりにも努めています。

こちらで受けられる診療について教えてください。

虫歯や歯周病などの一般歯科はもちろん、根管治療、インプラント、矯正歯科や予防歯科、口腔外科の分野まで幅広く対応しています。特に力を入れているのは矯正歯科と歯周病治療で、当院の一番の特徴は矯正を併用した歯周病治療を行っていることです。歯周病の原因の一つに、歯並びの凹凸で歯ブラシの清掃が行き届かないことが挙げられます。歯列矯正によって歯並びが整えられれば、歯ブラシが当てやすくなり口腔内の環境改善が期待できますから、歯周病の改善につながるでしょう。また、20代の約4人に1人が歯周病に罹患しているという報告もあります。10代、20代のうちに歯並びを整えられれば、将来、歯周病が重症化するリスクを減らすことが期待できます。

こちらでは、最近フロアを拡大されたそうですね。

小室敦院長 表参道AK歯科・矯正歯科2

患者さんのニーズが高くなったことから同じビル内にもう一つフロアを設けました。一般歯科治療をメインにワイヤー矯正、歯周病などを行う3階のフロアと、マウスピース型装置を用いた矯正、ホワイトニングなどを行う8階には予防歯科専用ルームも備えています。マイクロスコープも2台導入し、1台は歯科医師用、1台は歯科衛生士が使っています。マイクロスコープは4倍から20倍まで拡大できる歯科用顕微鏡で、歯科医師は操作性に優れ、倍率の微調整が細かくできるグレードの高い機種を使用しています。マイクロスコープとレーザーを併用する相乗効果で、歯周病や虫歯の治療、根管治療などほぼすべてにおいて、より精度の高い治療に努めています。

一口腔単位の考え方を基本に質の高い治療を提供したい

こちらの診療方針を教えてください。

小室敦院長 表参道AK歯科・矯正歯科3

当院の診療に対する考え方の基本は「一口腔単位」です。1歯ではなく、口腔内全体の健康を考えた総合的かつ精度の高い精密歯科治療をめざしています。たとえ1本でも歯がなくなってしまったら、その瞬間に口腔内の機能が果たせなくなります。それをそのまま放置すると、他の部分が欠損部分をかばって口腔全体が駄目になる負の連鎖が始まります。また、痛みのある歯以外のところに原因がある場合も多いことから、当院では、噛み合わせをかなり重視し、それに伴う歯周病と歯科矯正に力を入れています。より精度の高い治療を提供したいという思いから、治療時間や使える素材に制限のない自由診療を中心に取り組み、治療した後の長期的な維持もコンセプトの一つです。

歯列矯正にはどのような種類があるのでしょうか?

ワイヤーを使った表側および裏側矯正、マウスピース型装置を用いた矯正など、患者さんの要望に合わせてご提案しています。表側矯正は歴史があり適応範囲も広いのですが、見た目の問題でためらう方もいらっしゃいます。しかし、最近では目立たないブラケットやワイヤーも選べるようになり選択の幅が広がりました。また、当院で希望が増えているのはハーフリンガル矯正です。上の歯は目立たない裏側に、下の歯は表側に矯正装置をつける方法で、表側矯正と裏側矯正の中間のようなバランスの矯正法です。表側矯正は矯正装置の見た目が気になる、裏側矯正より費用を抑えたいという方に選ばれています。他にもマウスピース型装置とワイヤーを併用した矯正にも対応しています。それぞれの利点を生かして装着時期を調整し、見た目と矯正期間の問題解消を図りながら治療を進めています。

カウンセリングにも力を入れていると伺っています。

小室敦院長 表参道AK歯科・矯正歯科4

治療プランや内容に納得してから施術に進んでいただけるようカウンセリングルームを設け、ゆっくりと質問していただけるようカウンセリングを実施しています。特に矯正など自由診療は費用も高額ですから、ご自身のイメージとずれがないように、患者さんのご要望を尊重しつつ、ライフスタイルや職業、性格なども考慮して患者さんにとって適切な方法をご提案します。私に聞きにくいことはスタッフが対応できるよう、スタッフ教育にも力を入れています。自分がなりたい歯並びの芸能人がいらっしゃれば写真をご持参ください。イメージを共有した上で歯科矯正でできること、できないことを丁寧に説明し、納得した上で受けていただきたいと思います。そのため、患者さんには「納得しないうちは、どうか矯正をしないでください」とお伝えしています。

どのようなスタッフ教育を行っているのですか?

スタッフのレベルアップをめざし、院内で定期的に勉強会を開催しているほか、日々の症例検討も欠かさず行い、患者さんの症状や治療方針を共有してディスカッションしています。また、接遇やビジネスマナーなどの資格取得、歯科医療の知識を身につける機会をクリニック全体でバックアップしています。その成果もあってか、ありがたいことにスタッフをお褒めいただくこともあるんですよ。

口腔崩壊していても諦めずに、まずはカウンセリングを

先生が歯科医師を志したのはなぜですか?

小室敦院長 表参道AK歯科・矯正歯科5

父が医師、祖父が歯科医師という環境でしたので、常に医療が身近にありました。祖父のクリニックは自宅と一体型になっており、遊びに行った際に見学させてもらうこともしばしばありました。治療風景やかぶせ物を作る様子を見ながら、子ども心に「おじいちゃんはすごいな」と感じたものです。「歯医者さんは嫌な場所」と思っていた私には、祖父の治療を受けた患者さんが笑顔で帰っていくことも印象的でした。祖父への憧れもあって選んだ歯科医師の道ですが、昔から知っていた虫歯や入れ歯だけでなく、予防歯科、矯正歯科、口腔外科と学ぶ度に世界が広がり、その奥深さを実感しています。

先生のリフレッシュ法は何でしょう?

筋力トレーニングです(笑)。もともと、30歳を過ぎた頃からおなかまわりが気になり出して、腹筋を割ってみたいな、痩せたらどうなるかなと思って始めたらすっかりはまってしまいました。週3で毎日1時間筋力トレーニングを続けていますが、体が変わっていくのが楽しいですよ。スタッフも全員筋力トレーニングをやっていて、SNSで発信したりもしているので、患者さんの中にはトレーナーの方も結構いらっしゃいますね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

小室敦院長 表参道AK歯科・矯正歯科6

より高精度であることにこだわり、質の高い歯科医療を求める方や本気で歯の健康を考えている方々に満足していただける治療を提供していきたいと考えています。当院では、インプラント治療の抜歯即時埋入や歯周組織再生療法にも対応しており、歯周病治療に興味のある方やセカンドオピニオンを希望して来院される方も多くいらっしゃいます。矯正で失敗したと感じている方や他院で治療を断られてしまった方、口の中がボロボロで見せるのが恥ずかしいという人の対応もしているので、お口に関することならどんなことでもご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

オフィスホワイトニング/2万6400円~、インプラント治療/27万5000円~、静脈内鎮静法/5万5000円~、矯正:表側矯正/44万円~、裏側矯正/49万5000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/27万5000円~、ハーフリンガル矯正/132万円~、マウスピース型装置とワイヤーを併用した矯正/126万5000円~、歯周組織再生療法/5万5000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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