全国のドクター9,253人の想いを取材
クリニック・病院 158,515件の情報を掲載(2024年6月02日現在)

  1. TOP
  2. 京都府
  3. 京都市西京区
  4. 桂駅
  5. どうとう矯正歯科クリニック
  6. 正しい噛み合わせと整った歯並びバランスに着目した歯列矯正法

正しい噛み合わせと整った歯並び
バランスに着目した歯列矯正法

どうとう矯正歯科クリニック

(京都市西京区/桂駅)

最終更新日:2023/04/14

どうとう矯正歯科クリニック 正しい噛み合わせと整った歯並び バランスに着目した歯列矯正法 どうとう矯正歯科クリニック 正しい噛み合わせと整った歯並び バランスに着目した歯列矯正法
  • 自由診療

歯並びが悪くなってきた、子どもの噛み合わせが気になるなど、矯正に関心を抱く人が増えている昨今。興味があってもなかなか踏み出せず、悩んでいる人は少なくないようだ。そうした状況下で噛み合わせを重視した矯正を専門とし、子どもから成人まで幅広い矯正を提供しているのが「どうとう矯正歯科クリニック」の堂東正輔(なおすけ)院長。「矯正は見た目だけでなく、噛み合わせの向上に伴うさまざまなメリットが期待できます」と堂東院長。将来的な成長や健康にも貢献できればと、さまざまな装置を用いた矯正に力を注いでいる。そんな堂東院長に、噛み合わせの重要性や矯正のタイミング、気になる装置の選び方や期間などを詳しく聞いた。

(取材日2022年6月8日)

それぞれの装置の特徴を生かした、患者に合った矯正法を提案

Q噛み合わせを整えるための矯正についてお聞きします。
A
どうとう矯正歯科クリニック 矯正治療について話す堂東院長

▲矯正治療について話す堂東院長

歯並びが悪くなる原因には遺伝的な要素のほか、長年にわたって歯に力をかけ続けた結果、噛み合わせがずれてしまっていることなどが大きな要因として挙げられます。足を組むなど、普段の姿勢や癖によって噛み合わせがずれているケースも目立ちますね。また、最近のお子さんは歯が大きい割に顎が小さい傾向にあり、歯並びが崩れやすくなっています。加えて体が細く、筋力が弱いため、体がゆがみやすいことも軽視できません。成人にしても小児にしても、当院ではその人の体のゆがみや癖をしっかりと見極め、精密な検査と運動力学の観点からトータルに診断。正しい噛み合わせをめざし、顎のゆがみや歯列を整える矯正法を提案していきます。

Q矯正を始めるタイミングは?
A
どうとう矯正歯科クリニック 幅広い矯正装置の中から一人ひとりに適したものを提案する

▲幅広い矯正装置の中から一人ひとりに適したものを提案する

矯正は歯を動かしていくわけですから、まだ骨がやわらかい子どものうちに行えば負担は少なく済みます。受け口は3~4歳頃、出っ歯やガタガタの歯並び、ポカンとお口が開いているケースなら、永久歯に生え替わる就学前あたりが目安といえるでしょう。ただ、歯は体の成長とともに自然に並んでいきますから、体格などを念頭に置き、少し様子を見るケースもあります。成人の場合は20代ならタイミングとして問題ありませんが、30代になると虫歯や歯周病、顎関節症状などが表れ、ゴールがより複雑になっていきます。中には矯正期間が長びくこともありますが、始めるタイミングは人それぞれ。気になった時にいつでもご相談いただければと思います。

Q矯正開始までの流れを教えてください。
A
どうとう矯正歯科クリニック 口腔内スキャナーを用いてスムーズな型採りも行う

▲口腔内スキャナーを用いてスムーズな型採りも行う

矯正を希望される場合、最初にエックス線撮影や口腔内と顔写真を撮影し、上下の顎の出具合や左右のずれ、歯の傾きなどを測ります。顎関節症などがある場合は歯科用CTで撮影する場合もあります。次に歯型模型を作製するための型採りを行いますが、3D口腔内スキャナーを使えば印象材による型採りは不要。嘔吐反射のあるような方でも楽にデータ採取が可能です。また、マウスピース型装置を作製する場合もメーカーに現物の印象を送る必要はなく、物流でのリスク回避や時間短縮にもつながります。データ採取後、2〜4ヵ月で検査内容を精密に分析。約1ヵ月後に診断内容にもとづく矯正計画をご提案し、了承が得られれば開始となります。

Q矯正装置には、それぞれどのような特徴がありますか?
A
どうとう矯正歯科クリニック 白と木目が美しい明るい光の差し込む診療室

▲白と木目が美しい明るい光の差し込む診療室

まず一般的なワイヤー型ですが、毎月1回の通院が必要となる反面、管理はすべて歯科医師が行うのでブラッシング以外の手間はかかりません。一方のマウスピース型装置は自分で脱着ができるぶん、所定の装着時間を守るなど、自己管理が非常に重要となってきます。また、舌側矯正は表から見えませんが、装置が気になったり、舌を切ってしまったりすることがあるので注意が必要です。ほかにも成長期のお子さんに用いるヘッドギアやチンキャップ、プロトラクターなどの顎外固定装置がありますが、いずれにしても患者さんのご希望プラス、噛み合わせの状態や年齢、生活スタイルなどを総合的に判断しながら適切な装置を決定していくことが大切です。

Q矯正完了まで、どれくらいの期間が必要ですか?
A
どうとう矯正歯科クリニック わかりやすく丁寧な説明を心がける

▲わかりやすく丁寧な説明を心がける

数ヵ月から1年程度だろうと考えている人は、矯正に約3年、保定に約2年が必要と聞いて、その長さに驚かれるようです。だいたい1年ほどで歯列は整ってきますが、装置を外すと歯が元の位置に戻ってしまうため、固定するまでの保定期間は必要です。せっかくきれいに並んだ歯を逆戻りさせないためにも、そこは頑張って続けてください。また、「ワイヤー矯正は痛いのでは?」と不安がる方がおられます。毎月1回、ワイヤーを調整して歯を動かす数日間は痛みや締めつけを感じることがありますが、4日目ぐらいから慣れてくる方が多いのでご安心ください。痛みに弱い方には相応の調整法や痛み止めの薬、ワイヤー変更といった対応も可能です。

ドクターからのメッセージ

堂東 正輔院長

正直なところ、私は歯を並べることがゴールとは思っていません。矯正はあくまでトータルな歯と口の健康を得るためのツールであり、最終目的は全身の健康維持にあります。もちろん、きれいに並んでいたほうが審美的にも機能的にも優れていますし、虫歯や歯周病のリスクも大幅に下がります。万一そうした病気が再発しても、歯がそろっていれば削る量を最小限に抑えることができ、歯周病の治療もスムーズに行えます。当院ではワイヤー矯正や透明なマウスピース型装置を用いた矯正、舌側矯正など幅広く対応しています。皆さんの生活に寄り添いながら、一人ひとりに合った矯正法を提案させていただきますので、この機会にぜひ検討してみてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ワイヤー矯正(表側矯正)/74万8000円、舌側矯正/118万8000円、マウスピース型装置を用いた矯正/74万8000円、小児矯正/27万5000円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

Access