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竹中 誠一郎 院長の独自取材記事

竹中歯科クリニック

(熊本市中央区/味噌天神前駅)

最終更新日:2022/03/28

竹中誠一郎院長 竹中歯科クリニック main

熊本市中央区大江地区の一角に構える「竹中歯科クリニック」は、院長の竹中誠一郎先生が2019年に開業したクリニックだ。歯周病治療、小児歯科、インプラント治療、口腔外科の4つの柱を軸に、地域住民のために丁寧で質の高い歯科医療の提供に努めている。熊本県内の歯科医院などで口腔外科や歯科麻酔、訪問歯科診療なども含め幅広く研鑽を積んできた竹中先生。「どんな年齢層の方でも全力で対応し、来て良かったと思っていただける歯科医院をめざしたい」と話す。プライベートでは子どもたちと公園で遊んだりキャンプへ行ったりという優しい父親の顔も。日々意欲的に診療に取り組む竹中院長に、開業までの経緯、診療方針、力を注いでいる治療などについて詳しく聞いた。

(取材日2021年12月13日)

ライフステージや症状など相談しながら治療を進める

開業までの経緯をお聞かせいただけますか?

竹中誠一郎院長 竹中歯科クリニック1

大学卒業後は熊本市の歯科医院に9年間お世話になり、親知らずの抜歯から顎変形症手術までを扱う口腔外科をはじめ、歯科麻酔、インプラント治療、歯周病治療、小児歯科治療、訪問歯科診療などさまざまな分野に携わらせていただきました。その後、菊池市の歯科医院に3年間勤め、精密歯科治療や小児矯正、院内システムなどについて勉強させていただき、開業しました。勤務医時代に特に学んだのは、親知らずの抜歯や軟組織の外傷などの口腔外科、静脈内鎮静法や笑気麻酔、全身麻酔など全身管理、それにインプラント治療ですね。どんな年齢の方にもオールマイティーに対応できるようにという思いで診療していますので、当時の経験は今に大きく役立っています。

この場所に開業されたのはなぜですか。患者層についても教えてください。

熊本に来て初めて住んだのがこの大江地区なんです。その後10年ほど住み続けてだんだん土地勘がつき、加えてさまざまな良いご縁にも恵まれて、ここで開業しようと決めました。学校や医療機関が多い一方、会社や事業所もあり、活気にあふれ住みやすいエリアだと思いますね。患者さんは近くにお住まいの方とお勤めの方が中心です。赤ちゃんから小中学生、会社帰りの方、妊婦さん、お年寄りまで幅広い年代の方にお越しいただいています。

どのような診療方針を掲げていらっしゃいますか。

竹中誠一郎院長 竹中歯科クリニック2

口腔の治療に関してはライフステージに応じて重要視すべき点が異なります。そこで当院では、主訴の改善をした後に患者さんの了承を頂ければ口腔内に対する全体的な検査を行います。そして検査結果から診断をつけて、口腔内が悪くなった原因や将来的なリスクを踏まえた上で、より良い方法を見つけるために患者さんと相談しながら進めるようにしています。ですから患者さんとはいろいろなお話をしますね。どのような思い、お悩みで受診されたのか。そのお悩みを改善するにはどうしたらいいのか。その方自身をよく見て診療するよう心がけています。

子どもには麻酔などを用い痛みや不安を和らげる治療を

施設や設備のこだわりについて教えてください。

竹中誠一郎院長 竹中歯科クリニック3

待合室にはキッズルームを併設しています。キッズ用のテレビも用意していますので、お子さんも退屈せずにお待ちいただけると思います。診療室は治療内容をわかりやすくお伝えできる環境と口腔内の状態を詳しく検査できる設備を重視しました。診療ユニットは半個室タイプで、ベビーカーなども一緒に入っていただけます。各ユニットにはモニターを設置し、口腔内写真やレントゲン写真、治療内容の説明スライドなどを使いながら、口腔内の状態や治療の内容をご説明できるようにしています。

お子さんが多く訪れるそうですが、小児歯科ではどのような診療をされていますか。

小児歯科で重視しているのは恐怖や不安を与えないことですね。特に治療に関してはお子さんにとっては大きなストレスになりますので、なるべく痛みを与えないように麻酔を何種類か使ったり、恐怖が強いお子さんには笑気麻酔を使うこともあります。笑気麻酔は特殊なガスを吸って痛みや不安を和らげるというもので、リラックスして治療を受けていただくことができます。水が苦手なお子さんには工夫をしてお水がお口にたまらないようにしています。口腔機能訓練では、親御さんを交えてブラッシング方法についてもアドバイスすることで、小児歯科に対する知識の向上をめざしています。

竹中先生は口腔外科についても研鑽を積まれたそうですね。どのような治療を行っていますか。

竹中誠一郎院長 竹中歯科クリニック4

親知らずの治療に関しては、重篤な合併症を回避するために歯科用のCTで撮影して状況を細かく確認してから、抜歯しています。「抜歯は痛い、怖い」と不安をお持ちになる方が多いと思いますが、こちらも麻酔を用いて痛みが少なくなるよう治療を心がけていますので、お気軽にご相談ください。また、外科処置をする場合に全身状態に問題がある方については、医療連携として他科の主治医の先生と連絡を取ったり、処置中に血圧や酸素飽和度などのモニタリングを行って安全に処置が完了するように努めています。この他、口をぶつけた、歯が飛んでしまったなどの外傷にも対応しています。

患者からの感謝の言葉が仕事のモチベーションに

他に力を入れている治療は何でしょうか。

竹中誠一郎院長 竹中歯科クリニック5

歯周病治療とインプラント治療ですね。歯周病治療では、超音波の器具を使い、歯を過度に傷つけないような処置を行っています。歯周病をより良い状態にしていくためには歯科医院と患者さん両方の協力が欠かせませんので、患者さんとのコミュニケーションを大切にしながら治療にあたっています。また、インプラント治療では術前にさまざまな検査を行いますが、歯科用CTで撮影することで正確な診断に努めています。手術時にはサージカルガイドというコンピューターでインプラント体を埋入する位置を正確に決めるための装置を導入し、安心安全な治療を心がけています。当院にはインプラントのメンテナンス実績が豊富な歯科衛生士がおり、長持ちするメンテナンスに力を入れているのも特徴です。

歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

父が歯科医師で開業していましたので、歯科の環境が身近だったということが大きいですね。父は休みの日などに歯科の器具について教えてくれたりしていましたが、子どもだった私にはまだ興味程度しかありませんでした。歯科医師になろうと思ったのは高校時代のこと。昔気質な性格の父は自分の口の中を他の歯科医師に見せたがらなかったのですが、あることがきっかけで僕が父の口腔内をきちんと診てあげようと思ったのが始まりです。今は歯科医師になって良かったと心から思いますね。特に患者さんから喜びの声をいただけたときは素直にとてもうれしいです。自分が関わった方から感謝されることは、この仕事をする上で大きなモチベーションになっていますね。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

竹中誠一郎院長 竹中歯科クリニック6

私たちはお口の中の健康を維持するために全力でサポートをしていきます。そのために月に1回スタッフ全員で集まってミーティングや勉強会を行い、技術研鑽、知識のブラッシュアップに努めています。私自身も最新の知識や技術を常に学び、これからもずっと研鑽を積んでいきたいと思っています。少しでも不安なことや疑問があればどうぞ遠慮なくお聞きください。それが歯科医療に直接関係のないことでも、いろいろお話しできるのは私にとって良い体験です。そのようなお付き合いも含めて地域に密着したアットホームなクリニックであり続けたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/44万円~

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