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歯を失ったときの手段「自費の入れ歯」
下顎吸着義歯という選択肢

大本歯科医院

(鴻巣市/行田駅)

最終更新日:2023/11/22

大本歯科医院 歯を失ったときの手段「自費の入れ歯」 下顎吸着義歯という選択肢 大本歯科医院 歯を失ったときの手段「自費の入れ歯」 下顎吸着義歯という選択肢
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虫歯や歯周病などで歯を失ったときの治療方法には、入れ歯、ブリッジ、インプラントなどがあるが、自分にとってどの方法が良いのか迷う人も少なくないだろう。埼玉県鴻巣市にある「大本歯科医院」では、入れ歯治療に力を入れている。院長を務める本多孝史先生は、勤務医時代から入れ歯に関心を持ち、歯科材料の産業が盛んで研究にも力を入れているヨーロッパのリヒテンシュタインやアメリカなどで開催されている症例研究会にも参加するなど、総入れ歯の研鑽を積んできた。歯科医師会から要請を受け、歯科医師会の講演会や勉強会も行っている。そんな本多院長に、同院で行っている欠損時の治療内容や入れ歯のメリットやメンテナンス方法、そして本多院長が今注目しているという「下顎吸着義歯」についても話を聞いた。

(取材日2023年10月26日)

自由診療で材料から作り方まで一人ひとりに適した方法で入れ歯を作り、日々の生活をより豊かに

Qこちらで行っている欠損時の治療の特徴について教えてください。
A
大本歯科医院 丁寧な説明を心がけ、治療をスタートする

▲丁寧な説明を心がけ、治療をスタートする

当院では虫歯や歯周病などで歯を失った場合に、入れ歯、ブリッジ、インプラントの3つの治療の選択肢があることを説明しています。それぞれの治療のメリット・デメリットや患者さんご自身の口腔内の状況に応じて、適した治療方法を患者さんにご提案しています。最終的には、患者さんご自身にこの3つの中から選択していただく形にしています。もしインプラントを希望される場合には、地域の医療機関と連携を取り紹介を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

Q貴院では入れ歯治療のご相談が多いとお聞きしました。
A
大本歯科医院 入れ歯にもさまざまな種類がある

▲入れ歯にもさまざまな種類がある

そうですね。インプラントは外科的な処置があり、手術が怖いと感じる方には、入れ歯をお勧めしております。入れ歯の場合は、歯を削ることはほとんどありませんし、削る場合も最小限ですので、患者さんが恐怖心を抱かずに装着できると思います。入れ歯を希望される方は高齢の方が多いですが、40代くらいの方でも、歯をなるべく削りたくないということで選択される方もいらっしゃいますね。

Qその中でも、下顎吸着義歯を得意とされているそうですね。
A
大本歯科医院 患者の生活を豊かにするために、さまざまな入れ歯の種類を用意

▲患者の生活を豊かにするために、さまざまな入れ歯の種類を用意

はい。総入れ歯の場合、上顎の入れ歯は吸盤のように吸いつく特徴があるのですが、下顎の入れ歯は動いてしまって苦労されている方が結構いらっしゃいます。そこで当院では、材料から作り方まで、いかにお口に吸着させるかという点に重きを置いた下顎吸着義歯を提供しています。入れ歯の質は毎日の生活の質に反映されます。お口にしっかり吸着する入れ歯をめざすことによって、食事をおいしく食べることができたり、人と会うのが楽しくなったり、患者さんの人生を豊かにすることができたらうれしいですね。私は有床義歯学会の学術プログラム委員をしており、また、下顎吸着義歯の勉強もしてきましたので、安心してお任せいただきたいですね。

Q自由診療と保険診療の違いを教えてください。
A
大本歯科医院 それぞれの違いを理解した院長が治療を提案

▲それぞれの違いを理解した院長が治療を提案

自由診療の場合は材料や作り方に制約がないので、一人ひとりの患者さんに合わせた入れ歯を作ることが可能になります。保険診療に比べると費用が高い、時間がかかる、通院回数が増えるなどのイメージがあるかもしれませんが、数回の調整でフィットするように患者さんに合わせて作っており、耐久性に優れているので、長期的に見るとコストや通院回数などの面においてメリットの大きい治療だと思います。診療時間に関していうと、保険の場合ですと30分ほどで診させていただく場合が多いですが、自由診療の場合は、その患者さんのためにしっかりお時間を取って、長いときは2時間くらい枠を設けて、その方に集中して治療を行います。

Q自費の入れ歯は、満足度にこだわったものが製作できるのですね。
A
大本歯科医院 患者一人ひとりに合った入れ歯が提供できるように尽力

▲患者一人ひとりに合った入れ歯が提供できるように尽力

自由診療の入れ歯は装着感や噛み心地などに十分配慮していますので、患者さん一人ひとりのお口によりフィットした入れ歯になるよう製作しています。見た目も自然な仕上がりが期待できるでしょう。上顎の入れ歯を作る場合、保険診療では歯の土台となる部分がプラスチック製なのでどうしても厚みが出てしまいます。一方自由診療の入れ歯の場合、金属床という薄くて軽い材料を用い、装着時の違和感も少なくなります。金属はチタンとコバルト・クロム合金の2種類を用意していますが、チタンの場合はより薄く装着時の違和感も少ないため、熱を通しやすいので食事の温度が伝わりやすくなることも望め、食事もおいしくいただけるのではないでしょうか。

ドクターからのメッセージ

本多 孝史院長

治療の方法、材質、メリット・デメリットについて詳しく説明した上で患者さん自身に治療を選択していただき、それに対して精いっぱい対応させていただくとことをいつも念頭に置いています。入れ歯治療はメンテナンスも含めて長いお付き合いになると思いますので、できるだけ患者さんに寄り添い、コミュニケーションを取りながら診療させていただければと思っています。歯科医院は怖いというイメージがあると思うので、少しでも和らげて差し上げたいですね。来院された際は緊張していても、帰るときには笑顔になって帰っていただけるような歯科医院でありたいなと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

金属床の入れ歯/33万~49万5000円、下顎吸着義歯/33万~49万5000円

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