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岩崎 玲二 院長の独自取材記事

レイデンタルクリニック

(東村山市/東村山駅)

最終更新日:2024/05/07

岩崎玲二院長 レイデンタルクリニック main

東村山駅から10分ほど歩いた、ショッピングセンターの一角にある「レイデンタルクリニック」。院内は患者が気軽に立ち寄ることができるよう、ハワイをイメージしてデザインしている。木の素材がふんだんに用いられており、リラックスした雰囲気。院長の岩崎玲二先生は、一つの分野に特化することなく、歯科全般をオールマイティーに診療。子どもから高齢者まで幅広い年齢層の患者が来院しているという。自身の子ども時代の経験から、子どもたちに対しても丁寧な治療を施すよう尽力。歯を削る際でも、最初は歯に水や風を吹きかけたりして、「痛くないでしょう」と優しく声をかけ、慣れてもらってから治療を進めていくようにしているそうだ。そんな心優しい岩崎院長に、院内のこだわりから今後の展望まで幅広く聞いた。

(取材日2018年8月1日/更新日2024年3月22日)

ハワイにいるかのようなリラックスできる歯科医院

とても落ち着ける雰囲気の歯科医院ですね。

岩崎玲二院長 レイデンタルクリニック1

患者さんが気軽に立ち寄ることができるように、ハワイをイメージした空間にしました。私自身ハワイが好きで、滞在中はとても心が落ち着きます。ハワイのような雰囲気なら、患者さんの緊張感もほぐせるのではないかと思ったんです。ここは東村山ですが、ハワイにいるかのようなリラックスした気持ちになってもらえるとうれしいです。開業当初は、ハワイ好きの患者さんと話が盛り上がることもありました。また、歯科が苦手だったお子さんが、ここには泣かずに入ってくれたということもあったんです。「レイ」という院名も、「玲二」という私の名前と、またハワイでは歓迎を意味する首飾り「レイ」から名づけました。院内に飾っている調度品も、ハワイで買ったりハワイらしいものを見つけてきたりしてそろえました。

開業までの経緯を教えていただけますか?

明海大学歯学部を卒業後、3軒の歯科医院に勤務し、お子さんからご年配の方まで幅広く診療してきました。インプラント治療を得意としていますが、一つの分野に特化することなく、歯科全般をオールマイティーに診るよう努めています。勤務医の頃から、自分の理想とする診療をするためにいつかは開業したいと思っていました。開業場所を探していた時に、ここを訪れる機会がありまして。周辺には新しい家なども建設中で、これから発達していく地域だと感じ、この場所での開業を決意しました。当院には、小児から高齢者まで幅広い年齢層の患者さまが来院されています。午前中はご年配の方、午後からは子どもたち、夕方以降はお勤めされている方が多くいらっしゃいます。

歯科医院の診療方針についてお聞かせください。

岩崎玲二院長 レイデンタルクリニック2

できる限り患者さんのご要望に応えるよう心がけています。例えば、虫歯が進んでいても患者さんが歯を抜きたくないのであれば、まずは「時間がかかっても大丈夫ですか?」と確認するように心がけています。患者さんが了承してくださったら、時間をかけて歯の根っこの治療を行っていきます。根っこの治療に長い時間をかけないほうがよいという考え方もあるようですが、急に「歯を抜きましょう」と言われても、納得しにくいのではないでしょうか。患者さんにしっかりと納得して治療を受けていただくため、丁寧な説明も心がけています。ただ単に「はい」「いいえ」とだけ答えてもらうような簡単な説明ではなく、十分に納得した上で「それでお願いします」と言ってもらえるような詳しい説明を心がけて、治療に前向きに取り組んでいただきたいと思っています。

患者に嫌な思いをさせないよう、丁寧な診療を心がける

お子さんの治療の際に心がけていることはありますか?

岩崎玲二院長 レイデンタルクリニック3

お子さんが初めて歯科にいらした時などは、すぐに治療するのではなく、段階を踏んで慣れてもらうようにしています。歯を削る際でも、まず歯に水や風をあてたりして、「痛くないでしょう」と声をかけ、慣れてもらってから治療するようにして少しでも不安や恐怖を取り除くようにしています。歯科が苦手な子の場合、話をするだけで終わることもあるんです。怖くて口を開けられない子がいたら、口を開けられるまで時間をかけますし、開けることができたら惜しみなく褒めるようにしています。また、子どもが手を上げたら、すぐに治療を中断するようにもしていますね。実は、私自身子どもの頃に歯科でつらい思いをしたことがありまして。誰もが安心して通えるような歯科をつくりたいという思いから、歯科医師をめざすようになりました。

歯科用CTやオペ室など診療設備も充実していますね。

歯科用CTに加えて、高度な設備を導入したオペ室も備えています。完全個室になっていますので、インプラント治療などの外科的な処置も安心して受けていただけるのではないでしょうか。オペ室には無影灯も導入し、無影灯を使うと、治療の際に口腔内に影ができません。お口の中がよく見えるので、インプラント治療に加え、歯の根っこの先端を切除する歯根端切除術を行う際などでも、精度をより意識した治療が可能です。ほかに、主にインプラント治療の際に使用する超音波骨切削機器も導入しています。超音波を使用して骨を削るため、術後の痛みを和らげることが期待できるんです。さらに、血圧や脈拍などをリアルタイムで確認できる生体モニターや、飛沫による感染リスクを低減させるための口腔外バキュームも導入しておりますので、皆さまには安心してご来院いただきたいと思います。

診療以外で取り組まれていることもありますか?

岩崎玲二院長 レイデンタルクリニック4

インプラントは、年1回は勉強会にも参加するようにしています。歯科では次々に新しい治療法が登場していますので、常に新たな情報を取り入れるよう心がけています。また現在、保育園の園医も務めており、年2回検診に行っています。子どもたちに対して、「なぜ虫歯になるのか」「どんな食べ物が良くないか」などのテーマで話をしたりもしているんです。園医を務めていると、今の子どもたちが抱える歯の問題の傾向を知ることもできるので、日常の診療やお子さんを診る上で参考にしています。

症状が悪化してしまう前に、気軽に立ち寄ってほしい

お休みの日はどのようにお過ごしですか?

岩崎玲二院長 レイデンタルクリニック5

休みの日は子どもとキャッチボールをすることが多いです。子どもが2人いるのですが、下の子が野球好きで「キャッチボールをしよう」と誘ってきます。実は、私自身中学の頃から野球部で、ずっと野球を続けてきました。大学時代も野球部に入っていました。歯学部の勉強は大変でしたので、野球で発散していたような感じです(笑)。今でも時々、友人たちと一緒に草野球の試合をしています。旅行も好きでハワイにもよく行っていましたが、普段は日帰りで行けるぐらいの場所まで家族で出かけることが多いでしょうか。

歯科医院の今後の展望をお聞かせください。

治療をしなくてもいい環境をつくることが私の理想です。定期的にメンテナンスに通っていただいて、歯科衛生士がクリーニングを行い私がチェックすることで、患者さんのお口の中を常に良い状態に保つという形が一番です。そこまでは難しくても、できるだけ虫歯になりにくい状態をつくって差し上げたいです。そのために、患者さんの意識を高めていきたいですし、ご要望があれば唾液検査も行い、虫歯になりやすいかどうかを調べるようにもしたいと思っています。そうした私の思いを歯科衛生士たちにも伝えて、スタッフ全員が考えを共有するようにもしています。また、治療面で歯科衛生士が疑問に感じるようなことがあれば、それを気軽に言えるような環境をつくるようにも努めています。

最後に読者に向けたメッセージをお願いします。

岩崎玲二院長 レイデンタルクリニック6

自分が通いやすい歯科医院を見つけることが大切だと思います。歯科医院まで遠かったりすると、行きたいと思ったときにためらってしまうと思うんです。かかりつけの歯科医院に定期的に通うことが理想ですが、メンテナンスだけはそこで受けて、治療は別のところに行くというスタイルでも構いません。歯科医師それぞれが得意分野もあれば苦手な分野もあるため、すべての希望には応えられないこともあるからです。この歯科医院だけと決めてしまわず、柔軟に考えていただければよいのではないでしょうか。当院も気軽にいらしてほしいからこそ、デザインにもこだわっています。症状が悪化する前に、気軽に安心してご相談いただければ幸いです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント(1歯)/29万7000円

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