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合田 大亮 理事長の独自取材記事

ごうだおとなこども歯科

(綾歌郡宇多津町/宇多津駅)

最終更新日:2023/05/25

合田大亮理事長 ごうだおとなこども歯科 main

瀬戸大橋を望む宇多津町にある「ごうだおとなこども歯科」。2017年に同地区内からこの場所に移転開業した。ハワイをイメージしたという内装には海や砂浜を思わせるカラーやアイテムが、リゾートムードを醸し出しているクリニックだ。合田大亮理事長は徳島大学を卒業後、勤務医を経て前身となる「ごうだ歯科医院」を開業。その後、医療法人を立ち上げ、現在、同院含め香川県内に3つの歯科クリニックを展開しており、子育て中のスタッフと地域住民をサポートするため、保育施設も開設するなど、幅広い活動を展開している。さらに、通院困難な高齢者向けの送迎サービスを提供するなど、独自の取り組みも実施。青い海が似合う爽やかな印象の理事長に、クリニックの特徴やこれまでの歩みなどについて話を聞いた。

(取材日2021年9月17日)

幅広い年齢層とニーズに寄り添う独自サービスを提供

おしゃれな外観と内装が印象的です。イメージやコンセプトを教えてください。

合田大亮理事長 ごうだおとなこども歯科1

クリニック全体のデザインは、ハワイをイメージしています。優しい雰囲気で医療機関とは見えない建物にしたかったんです。患者さんからも「歯医者さんっぽくないですね」とよく言われます。海とハワイが好きで、家族でよく訪れているんですよ。私にとってハワイはパワースポットのような場所。ハワイへ行くとエネルギーがもらえる気がします。

クリニックには理事長のこだわりが詰まっているのですね。設備についても教えてください。

院内には、子ども専用の待合室やベビーカーのまま入れるファミリールームを設置しているほか、半個室の大人用の診療室なども設けました。診療に用いる機器や検査機器に関しては、先進のものをそろえるようにしていますね。口腔内の状態を調べる歯科用顕微鏡、マウスピース型装置を用いた矯正やセラミックのかぶせ物を作製するときに使用する3Dスキャナーなどを設置しています。3Dスキャナーを使うことで、従来の印象材を入れて行う型採りをせずに歯型を採ることが可能です。

保育園が併設されていますが、どのような経緯で設立されたのですか? 

合田大亮理事長 ごうだおとなこども歯科2

スタッフの福利厚生の一環として2019年に保育園を設立しました。育児休暇後の仕事復帰の際に困らないように、お子さんを保育園に預けて安心して働いてもらおうと考えたのです。スタッフのお子さんの優先入園のつもりで開園しましたが、地域住民のお子さんの預かりや患者さんが治療中の一時預かりにも積極的に対応していければと考えています。開園してみると地域からの保育園のニーズは高いと感じますね。

ご自宅とクリニック間の送迎サービスも行っているとお聞きしました。

当院では訪問歯科診療を行っていますが、それとは別に通院困難な方のためにご自宅と当院を往復する無料送迎サービスを実施しています。通院困難な方にもなるべく外に出てほしいという思いから送迎を始めました。クリニック受診の目的であっても外に出られれば、患者さんにとって刺激になるはずですからね。移動手段がなくて来院できない方を中心に対応しています。訪問歯科診療の場合は対応できる範囲が決められていますが、送迎サービスは基本的に距離の制限はありません。介護専門の送迎会社と連携してサービスを提供しています。

歯の健康から幸せな人生が歩めるようサポート

医療法人を立ち上げられ、分院も展開されているそうですね。

合田大亮理事長 ごうだおとなこども歯科3

2008年に「医療法人歯っぴー(ハッピー)」を設立しました。名前には歯の健康を通してハッピーになってほしいという願いが込められています。法人名でよくある「〇〇会」という名前だと、厳かというか恐れ多いイメージになると思い、優しい雰囲気になるような名前と表記にしました。当院のほかに香川県内に2つの分院を展開しています。グループ間での情報共有や勉強会もさかんです。クリニックごとにそれぞれカラーがありますので、そこも大事にしながら運営しています。現在当院には歯科医師が常勤と非常勤併せて9人、歯科衛生士16人が在籍中ですが、クリニック間を行き来しているスタッフもいます。

診療の際に心がけていることやポリシーはありますか? 

患者さんの目線に立つことを大切にしています。歯科医師やスタッフによく話しているのが、「最善の治療が最良の治療ではない」ということ。歯科医師が一番良い治療法だと思っていても、患者さんのスケジュールや金銭面などの事情によっては「今はこの治療はできない」ということもあります。患者さんの状況に合わせて、一緒に治療方法を考えることにこだわって診療していますね。そのためには、患者さんからしっかりヒアリングして情報を聞き出すことが大切だと思います。また、診療時間も患者さんのニーズやスタッフの働く時間を考慮して決めました。

親御さんを対象とした母親教室などの活動も展開されているそうですね。

合田大亮理事長 ごうだおとなこども歯科4

当院ではお子さんの口の健康を育むことを目標にした「口育(こういく)」に力を入れています。当院内で行う母親教室のほか、近隣の保育園とコラボレーションして親御さんに向けた教室を開き、子どもの歯の健康を保つためにどんなことをしたらよいのかを、歯科医師や歯科衛生士が説明するなどの活動を行っています。近隣保育園に出向いて毎週実施しているほか、当院を受診された方にも「口育」についてはきちんとお話しするようにしています。

歯科医師として診療にあたられてきた中で、心に残っている患者さんとのエピソードはありますか? 

歯の治療に訪れた女性なのですが、治療を開始した当初はうつむき加減で表情も暗かったんです。治療が進むにつれて表情や化粧も変化していき、最終的には別人のように印象が変わられました。歯の治療を行うことで人生をプラスに変えるためのお手伝いができるのだなと思い、すごくうれしかったですね。

子どもの口の健康を守るために大人の意識を改革

歯科医師をめざしたきっかけと、これまでの歩みを教えてください。

合田大亮理事長 ごうだおとなこども歯科5

子どもの頃からプラモデルなど、何か自分でつくり出すことが好きだったんです。高校2年で進路を決める際、得意の細かい作業が生かせて、人の役に立つ仕事がしたいと考えて、歯科医師になることを決めました。徳島大学に進学し卒業後は徳島大学の第一口腔外科に入局しました。その後、徳島に残って勤務医をしていた時に、京都に分院を出すから立ち上げからやってみないかと打診されて、「京都ごうだ歯科医院」を開業したんです。2007年に香川に移り、当院の前身となる「ごうだ歯科医院」を開業し、2017年に現在の場所に移転しました。この地域は人口増加率が高く、香川県の住みやすい街としても知られていますよね。

休日はどのように過ごされていますか?

趣味は「子ども」ですね(笑)。2人の子どもと一緒に釣りやキャンプをしたり、人形で遊んだりしています。大学時代はソフトテニスをしていました。また、マリンスポーツも好きなので、ジェットスキーをしています。学生時代はさまざまな国を旅行しましたが、子どもが生まれてからは安心して過ごせるハワイへ行くことが多いですね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

合田大亮理事長 ごうだおとなこども歯科6

メールで「歯がボロボロで恥ずかしいのですが、こんな状態でも診てもらえますか?」というお問い合わせをいただきますが、ぜひ気にせずにお越しください。一歩を踏み出すことが大事です。また、当院ではどなたでも参加していただける母親教室を月2回実施しています。お子さんの予防歯科では、歯をきれいにしてフッ素塗布をして終わりではなく、口育についてもしっかりお話ししています。子ども向けの予防診療室は治療エリアとは別になっているのも当院の特徴です。まずはお気軽にお越しください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正/36万3000円または85万8000円※フルのみ調整料5500円/月、白いセラミックのかぶせ物/6万500円〜11万5500円(税込み)

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