全国のドクター9,229人の想いを取材
クリニック・病院 158,508件の情報を掲載(2024年5月29日現在)

  1. TOP
  2. 福岡県
  3. 中間市
  4. 筑豊中間駅
  5. ももぞの歯科クリニック
  6. 患者の希望を尊重しながら保険診療から自由診療まで幅広く対応

患者の希望を尊重しながら
保険診療から自由診療まで幅広く対応

ももぞの歯科クリニック

(中間市/筑豊中間駅)

最終更新日:2024/04/15

ももぞの歯科クリニック 患者の希望を尊重しながら 保険診療から自由診療まで幅広く対応 ももぞの歯科クリニック 患者の希望を尊重しながら 保険診療から自由診療まで幅広く対応
  • 保険診療
  • 自由診療

一般歯科や口腔外科治療、矯正治療、インプラント治療、審美歯科など、さまざまな治療に対応しているのが特徴の「ももぞの歯科クリニック」。保険診療に加えて自由診療も充実しているその背景には、「一人ひとり違う価値観を持つ患者さんの、誰もが満足できるレベルの治療を提供していきたい」という桃園貴功院長の願いがある。また、歯科治療に対する「怖い」というイメージを払拭するために、治療計画の決め方や患者への説明方法を工夫することで、来院のハードルを少しでも下げられるよう努めている。「自由診療と保険診療って何が違うの?」「自由診療を強要されるのではないか?」といった素朴な疑問について、桃園院長に答えてもらった。

(取材日2024年3月13日)

可能な治療の選択肢をフラットに説明、最善の方法を患者と一緒に選んでいく

Q自由診療と保険診療の違いを教えてください。
A
ももぞの歯科クリニック しっかりと聞き取りを行い、できる限り希望に沿う治療を提供

▲しっかりと聞き取りを行い、できる限り希望に沿う治療を提供

当医院における自由診療と保険診療の治療内容の違いは、使える素材や材料にあります。例えば、歯にかぶせ物をするとなった場合、一般的に保険診療で使われる素材は金属です。費用負担が少ない一方、見た目が目立ち、歯垢が付きやすいためどうしても虫歯や歯周病のリスクが出てきてしまいます。他に人工樹脂を選ぶこともできますが、強度が低く割れたりすり減る可能性があり、使える範囲に制限があるのが難点です。自由診療で使用するセラミック素材は見た目も自然ですし、時間がたっても色調の変化も大抵起こりません。何より歯垢が付きづらいため虫歯や歯周病のリスク軽減にも有用です。ただその分、費用も高くなってしまうのがデメリットです。

Q治療方法はどのように決めていくのでしょうか?
A
ももぞの歯科クリニック 患者の不安や疑問を取り除くため、説明は時間をかけて行う

▲患者の不安や疑問を取り除くため、説明は時間をかけて行う

まずは痛みがある場所や欠損した箇所を確認し、主訴の解決に取り組みます。この時、歯や口の状態によっては自由診療のほうが費用以上の効果が期待できると考えた場合、選択肢の中に自由診療の治療を加えることもありますが、無理やり勧めることはありませんので安心してください。現時点で可能な選択肢をフラットに説明しながら、患者さんの御希望に沿って治療を進めていきます。症状の原因によって、歯周外科処置や咬み合わせの治療など追加の治療が必要と判断することもあります。その際には、治療の必要性とこのまま放置した場合の将来的なリスクについて丁寧に説明し、患者さんが納得した上で次の治療に移らせていただきます。

Q患者さんと目線を合わせることを大切にしているのですね。
A
ももぞの歯科クリニック 定期検診を受けて予防に努めることが重要と話す院長

▲定期検診を受けて予防に努めることが重要と話す院長

人はそれぞれ価値観が違いますから、歯に対してどれくらい時間や費用をかけられるかも人によって違います。患者さんに満足してもらい、長期的に通っていただくためにも、皆さんの考えを尊重しながら治療を進めるよう心がけています。ただ知っておいていただきたいのが、たった1本の歯が悪くなっただけでも、実はその影にはさまざまな原因が潜んでいるということです。虫歯、歯周病、咬み合わせ……。そうした根本の原因を解決しなければ、どんなに治療しても症状は再発し、最悪の場合、歯を失うことになりかねません。健康な歯を守るため、必要な治療が増えたり治療期間が長引いたりしてしまうこともありますが、ご理解いただきたいと思います。

Q歯科治療を「怖い」と感じる方もいると思います。
A
ももぞの歯科クリニック 基本の治療の精度向上を常に意識し診療を行っている

▲基本の治療の精度向上を常に意識し診療を行っている

治療に対する恐怖は、何をするのかわからないことによる不安や疑問から生まれるものです。患者さんにそうした不安や疑問を抱かせないよう、当院では診察でも治療でも事前説明をしっかりと行うようにしています。「次はこの器具を使います」「ちょっと痛いかもしれないので、その時は教えてください」といったように、その都度伝えます。忙しい日や患者さんが多くなると説明が駆け足になってしまいがちなので、どんな時でも丁寧に、患者さんの表情や様子から不安や恐怖を見逃さないよう努めています。また、こちらがゆっくりとした口調で話すことで、お子さんをはじめ患者さんの安心感にもつながればいいなと思っています。

Qそのほかに、患者さんの負担を減らすための工夫はありますか?
A
ももぞの歯科クリニック 患者との信頼関係を築き、満足してもらうことを大切にしている

▲患者との信頼関係を築き、満足してもらうことを大切にしている

先ほど説明を丁寧に行うとお話ししましたが、医学用語をそのまま使うのではなく、患者さんの年齢や性格に合わせて噛み砕いてお伝えするようにしています。言葉だけでなくカラー写真やエックス線写真を適宜用いて、視覚的にもわかりやすいようにするのがポイントです。説明の後、患者さんの考える時間を十分に取ることも重要だと考えています。このまま治療を進めていいのかしばらく考えてもらって、もしその場で納得できなければその日は帰っていただき、治療は次回、ということもあります。痛みに関しては、これまでの経験や歯科口腔外科で磨いた技術によって施術時間を極力短くすることで、患者さんの負担を減らせるよう工夫しています。

ドクターからのメッセージ

桃園 貴功院長

歯は、健康な人生を送るためにとても大切な部位です。歯科医師としてはできる限りの治療を受けてもらいたい、という思いがありますが、こちらの意見の押しつけになってしまっては歯科医院が「行きたくない場所」になってしまいますから。そうならないためにも、まずは患者さんの意見を尊重し、その時の最善の治療を一緒に考えていくようにしています。そして現状を丁寧に説明し、患者さんが納得した上で治療を開始することで、当院や歯科治療に対する安心感につなげたいと考えています。歯や治療に関して知りたいことや不安に感じることがあれば、私でもスタッフでも構いませんので、なんでも聞いてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正/52万8000円~、インプラント治療/38万5000円~、セラミックを用いた補綴治療(詰め物)/5万2800円~、(かぶせ物)/10万5600円~ ※個人個人の症状や症例によって価格は変動いたしますので、あくまで目安の価格となります。詳細は診察後にお話しいたします。

Access