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中平 賢吾 院長の独自取材記事

松山中平歯科クリニック

(松山市/松山市駅)

最終更新日:2021/10/12

中平賢吾院長 松山中平歯科クリニック main

松山市駅より徒歩2分の「松山中平歯科クリニック」。院長の中平賢吾先生がインプラント治療のスペシャリストである父のクリニックを継承し、2017年に開業したクリニックだ。得意のインプラント治療を強みに、患者に寄り添う「一口腔単位」の診療に力を注いでいる。県内のみならず、高知県など県外から訪れる患者もいるとか。「歯科クリニックらしくない雰囲気を大切に、患者さんが本音で話せるクリニックをめざしています」と穏やかに語る中平院長に、インプラント治療のことや診療方針、設備のこと、今後の展望など、ざっくばらんに語ってもらった。

(取材日2019年11月8日)

インプラント治療を強みに、幅広い診療に対応

インプラント治療に力を入れているとお聞きしました。

中平賢吾院長 松山中平歯科クリニック1

はい。当院は40年近くインプラント治療に携わってきた父のクリニックを継承し、2017年に開業したのですが、現在も父と連携してインプラント治療に積極的に取り組んでいます。難症例も含めて、数多くの症例を治療しておりますので、安心してお任せいただけたらと思っています。例えば、総入れ歯の方や多くの歯を失ってしまった方などに対して、ワンデイインプラントといわれる、4~6本のインプラントを埋入する手術から仮歯の固定までを1日で行う治療にも対応しています。手術当日から軽い食事もできますよ。他のクリニックなどで「骨が薄くて難しい」と言われた方でも、まずはご相談いただけたらと思います。骨造成を行いながら、インプラント治療を進めることも可能です。セカンドオピニオンの方も多く、県内はもちろん、高知県など県外から来られる患者さんも少なくありません。

設備面なども充実されているようですね。

歯科用CTやセファログラムなど、先進の機器を取りそろえています。インプラント治療は全身管理用のモニターを設置した個室のオペ室で行いますし、院内の滅菌システムも備えています。患者さんにリラックスして治療を受けていただけるように、クリニックらしくない雰囲気づくりも大切にしました。待合室ではアロマもたいていますし、内装なども落ち着いた空間にしていますので、安心してお越しいただけたらと思います。

他には、どのような診療を行っていますか?

中平賢吾院長 松山中平歯科クリニック2

インプラント治療の次に多いのは、「歯を白くしたい」「歯並びを良くしたい」といった審美面に関するご要望です。30~40代の働く世代の患者さんからよく相談を受けています。また、当院の前身である父のクリニックではインプラント治療だけを行っていたのですが、今は保険診療も含めて歯科全般に幅広く対応しているのが特徴です。まずは何でもご相談いただけたらと。私自身勤務医時代に歯周病治療が専門の先生のもとで経験を積んできましたし、歯を守るための根管治療や歯周病治療にも力を入れて取り組んでいます。

設備を適切に整え、一口腔単位の治療をめざす

診療で心がけていることは何でしょう?

中平賢吾院長 松山中平歯科クリニック3

患者さんが「本音で話せるクリニック」になれるように、しっかりと寄り添っていくことを大切にしています。基本的に、初診でいきなり治療を開始することはしません。患者さんがどういう治療をしたいのか、何をゴールにしているのかなどをじっくりと伺い、ご希望に沿った治療法などを提案するように努めています。セカンドオピニオンをお求めの患者さんに対しても、これまでの経緯を伺った上で、一緒に改善点やめざすべきゴールなどを考えていくようにしています。

治療面でのこだわりなどはありますか。

単に悪いところを治したり、インプラントを入れたりするのではなく、全体の噛み合わせなどを考慮した「一口腔単位」の治療を行うことですね。患者さんのご要望に合わせて進めていけたらと考えています。正しい噛み合わせでないと、顎の関節が痛くなってしまうことなどもありますので。適切な治療で口腔全体を整えながら、患者さんに幸せになっていただきたいと思っています。

歯科クリニックでは珍しく、血液検査も行っていると伺いました。

中平賢吾院長 松山中平歯科クリニック4

そうなんです。インプラント治療を受けるすべての患者さんに対して、カウンセリング時に血液検査を実施しています。例えば、肝疾患や腎疾患がないか、糖尿病などの持病がないかなど、事前に調べた上で、手術を行っています。患者さんご自身を守るためにも、今後も徹底して行っていくつもりです。ちなみに、難症例の手術などを行う場合、日本歯科麻酔学会歯科麻酔科専門医である非常勤の歯科医師による静脈内鎮静法も行っています。インプラント治療を検討されている患者さんの中には、不安を抱いている方も珍しくありません。当院は設備環境はもちろん、技術面についても強いこだわりを持ち、安全な治療のために丁寧な検査・診断を行っていきますので、安心してご相談いただけるとうれしいですね。

メンテナンスについてはいかがでしょう?

インプラント治療の場合、患者さんの状態に応じて4ヵ月~半年に1回のメンテナンスをお勧めしています。歯科衛生士と連携し、トラブルなどにも対応できるように努めています。その他の治療後のメンテナンスなどもしっかりと対応させていただきますので、ぜひお任せいただけたらと思いますね。また、当院では他院との連携も大切にしています。例えば、今治市の中平歯科をはじめ、父は東京都で東京銀座歯科の院長をしています。国内外の勉強会などにも積極的に参加しながら、質の高い治療を提供していくことが目標です。

「良い治療」を、多くの人たちに届けるために

ところで、歯科医師をめざした理由を教えてください。

中平賢吾院長 松山中平歯科クリニック5

実は、高校時代は歯学部に進むかどうか迷っていました。最終的に決めたのは、高校3年の夏くらいです。父は1代目院長なのですが、父が一生懸命つくりあげた歯科医院を1代で終わらせるのはもったいないなと。歯学部に進学し、大学時代は父のクリニックの手伝いなどを行っていたのですが、そこで歯科医師の面白さを実感しましたね。治療が進むにつれて患者さんが喜んでくださる姿を見て、率直に良い仕事だなと感じました。卒業後は、一度は父から離れて学ぼうと思い、日本歯周病学会歯周病専門医の先生のもとで経験を積みました。大学院で根管治療についても学びましたし、すべてが今の診療に生かされています。

お忙しい毎日だと思いますが、休日はどのようにお過ごしですか?

子どもが1歳10ヵ月なのですが、家族みんなで過ごすことが多いですね。当院は水曜と日曜、祝日がお休みなので、2日まとまった休日が少ないのですが、この間の連休は診療後に車で出発し、長崎まで行きました。いいリフレッシュになりましたよ。また、積極的に新しい治療法や機器などを取り入れていきたいと思っていますので、国内外のセミナーや勉強会などにもできるだけ参加するようにしています。

歯科医師としてのやりがいは何ですか?

中平賢吾院長 松山中平歯科クリニック6

患者さんがお口の中だけでなく、体全体の健康にもつながっていることを実感したときに、大きなやりがいを感じます。もとは全然噛めなかった方が、治療を終えて、治療前よりも良く噛めるようになり、体重が増えたのを聞いたりすると、とてもうれしいですね。これからも歯科治療を通して、患者さんの健康な暮らしを支えていきたいと思っています。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

これまでの経験や研鑽を重ねてきた治療方法などの「良い治療」を、一人でも多くの人たちに届けていくことが目標です。そのために、後進の育成を行ったり、インプラント治療を行っていないクリニックとの連携を増やしたりと、視野を広げて取り組んでいきたいと考えています。また、インプラント治療は、決して怖い治療ではありません。他に残っている歯を守るという意味でも非常に有用な治療なので、お気軽に相談していただければと思います。患者さん一人ひとりに向き合い、最善の治療の提供をめざしていきます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/45万円~、骨造成/20万円~、矯正/30万円~100万円、セラミックインレー/7万円~、セラミッククラウン/3万円~10万円、マウスピース型装置を用いた矯正/60万円~100万円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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