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馬場 眞二郎 院長、馬場 雄大 先生の独自取材記事

馬場デンタルクリニック

(世田谷区/奥沢駅)

最終更新日:2023/09/08

馬場眞二郎院長、馬場雄大先生 馬場デンタルクリニック main

東急目黒線・奥沢駅の改札を出てすぐのビルの2階。「馬場デンタルクリニック」と書かれた青い文字が目に飛び込んでくる。「駅前のこんなところにクリニックがあったらいいなと思っていたら、話が舞い込んできたんです」と笑顔で語る馬場眞二郎院長。「父は信念の人」と語るのは息子の馬場雄大先生。患者の幸せな人生を願うからこそ、治療は常に全力投球。他院で手に負えないと言われた難症例にも真摯に向き合い、最善を尽くしてきた。多くの患者から感謝される父の背中を見て、歯科医師をめざすことを決めたという雄大先生と、誇りをもって歯科医療に尽力する眞二郎院長に、開院以来貫いてきた同院の診療にかける熱い思いや、力を入れている根管治療、保存歯科治療について聞いた。

(取材日2023年3月15日)

高い志で常に最善の治療を追究

まずはクリニックの歩みと特徴について教えてください。

馬場眞二郎院長、馬場雄大先生 馬場デンタルクリニック1

【眞二郎院長】もともと私は1983年に田園調布の住宅街で開業していたのですが、ご縁があって1997年に奥沢駅のすぐ目の前のこちらに移転し、2010年に設備を含めて院内をリニューアルしました。ありがたいことに、田園調布の頃からずっと当院に通い続けてくださる患者さんも多く、中には海外に引っ越された後も帰国するたびに受診してくださる方も少なくありません。大切なのは信頼関係ですから、患者さんの期待を裏切ることのないよう、どんな治療も自分や家族に対して行うつもりで、全力で取り組んでいます。
【雄大先生】当院は患者さんからのご紹介がとても多く、中には親子4代で通ってくださっているご家庭もあります。最近はインターネットで調べて、良い治療を受けたい、本気で治療したいという患者さんも増えてきています。

雄大先生は2021年からこちらに勤務されているそうですね。

【雄大先生】私は昭和大学歯学部を卒業後、東京医科歯科大学にて勤務し、その後は同大学院う蝕制御学分野へ入局しました。保存歯科治療と接着歯科治療の研究で学位を取得後、週に2日当院に勤務しています。今は勉強のため、複数の歯科医院に勤務しながらさまざまな治療に携わらせていただき診療の幅を広げています。父に対して尊敬していることは、より良い治療のために決して妥協しないことと、何十年たっても再治療がほとんどないように対応する腕の良さです。困難な治療でも、患者さんのために全身全霊をかけて治療する姿は見習いたいです。
【眞二郎院長】息子は勤勉家なんです。コツコツ勉強して、一つ一つ確実に自分のものにしていく。患者さんに対しても、懇切丁寧に説明してくれるので、なぜその治療が必要なのか納得の上、自費診療を選ばれる方がとても多いです。先端の材料や治療についても詳しいですし、私も学ばせてもらっています。

クリニックながら先端の設備が充実していて驚きました。

馬場眞二郎院長、馬場雄大先生 馬場デンタルクリニック2

【眞二郎院長】開院以来、精度の高い検査や治療のために必要なものは、積極的に導入するようにしています。例えば通常のエックス線写真と違って3次元での解析ができる歯科用CT、肉眼の10倍以上にしっかり患部を確認でき、虫歯や歯周病などの診断にも威力を発揮するマイクロスコープのほか、CAD/CAMシステムなども早い段階から導入していました。また、空気清浄機や口腔外バキュームを使い、ユニットで使う水はすべて安心安全に配慮したものにするなど、見えない部分までしっかり感染対策しています。
【雄大先生】こういった先端の設備を活用し口腔内の様子をモニターに映し出して、患者さんと一緒に見ながらわかりやすく説明すると、理解が深まり喜んでいただけると思います。

できるだけ天然歯を残し、再発を防ぐための根本的治療

痛みの少ない治療を心がけているそうですね。

馬場眞二郎院長、馬場雄大先生 馬場デンタルクリニック3

【眞二郎院長】歯科治療で一番痛かったのは麻酔の注射だったという声をよく聞きますが、当院では、患者さんと呼吸を合わせながら注射を打つことで、できるだけ痛みを感じないようにしています。長年の間に習得した一種の手技ともいえるでしょう。もう一つ配慮しているのは、患者さんを責めないこと。お口の中がボロボロになった患者さんから、なぜ放っておいたのか怒られたらどうしようと思っていたと聞いたことがあります。しかし、受診できなかった理由は家庭の事情や持病など、何かしらあるはずです。それを責めても何もなりませんし、このような状態になるまでに相当痛かったこともあるでしょう。勇気を出して当院に来ていただいたからには、安心してお任せくださいとお伝えしたいですね。

根管治療について教えてください。

【眞二郎院長】歯科医院に通っているのになかなか治らないという方は、細菌を取り残した状態で不適合な詰め物を詰めたりかぶせ物をしたりしたことによって、感染が「再発」している状態が多いです。再発の場合、根管治療を必要とすることも少なくありません。根管とは歯髄(しずい)と呼ばれる神経や血管などが通っている歯の内部を指します。当院では再発のリスクを下げるため、ラバーダムを使い、マイクロスコープで肉眼では見えない細部まで確認しながら取り残しのないよう精度の高い治療を心がけています。さらによりスピーディー、かつ歯へのダメージが少ない治療のために、根管の掃除を行う専用の器具を使っています。同じ箇所の痛みによる治療を繰り返している場合は、ぜひ当院へご相談ください。

治療したつもりでも、詰め物と歯の間に隙間があると再発のリスクが高まるのですね。

馬場眞二郎院長、馬場雄大先生 馬場デンタルクリニック4

【雄大先生】目に見えないくらいのわずかな隙間からでも細菌が入り込み、再発してしまうケースは少なくありません。私は、歯とかぶせ物や詰め物を隙間なく一体化するための接着材料や手技の研究を行ってきました。歯をなるべく削らず、残っている健康な歯をできるだけ保存するというものです。歯を削る部分が最小限で済むことは、痛みの軽減や治療時間の短縮につながります。さらに修復材料を隙間なくしっかり接着することができれば、再発のリスクも下がります。当院では、接着材料にも配慮しながら、患者さんの健康な歯を残すために適切な治療法を提案させていただいています。

自分に合う適切な歯科医療で、幸せな人生を

お二人はなぜ歯科医師になろうと思ったのでしょうか?

馬場眞二郎院長、馬場雄大先生 馬場デンタルクリニック5

【眞二郎院長】歯科医師だった父の影響ですね。父親としても歯科医師としても素晴らしい人で、歯科については天才だと思っています。年を取っても自分の歯でおいしく食事ができる、こんなに幸せなことはありません。当院の患者さんにはいつまでも自分の歯を保ち、元気でいてほしいです。
【雄大先生】小さい頃から父の姿を見ていて、大勢の患者さんから感謝されていることは子ども心にも感じていました。成長して進路について考えた高校生当時、自分も父のように誰かの役に立ち、感謝される仕事をしたいと思うようになり、同じ歯科医療の道を選びました。歯科医師になってみて、恥ずかしながら自分が思っていたよりずっと大変だということがよくわかりました。しかしこの道を選んだ以上責任を持って日々努力し、今はたいへんやりがいを感じています。

今後の展望をお聞かせください。

【雄大先生】地域に密着したクリニックなので、これまで父が築いてきた患者さんとのご縁を大切にしながら、これからも親子2代、3代と末長く通い続けていただけるクリニックにしていきたいです。また、当院は開院当初から予防歯科に力を入れてきました。定期的なメンテナンスなどを通じて、ブラッシング指導はもちろんお口の健康を守ることの大切さを伝えていきたいと思います。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

馬場眞二郎院長、馬場雄大先生 馬場デンタルクリニック6

【雄大先生】当院ではすべての治療に力を入れて取り組んでいます。もちろん私のみでは患者さんに最適な治療ができない分野もまだありますが、その場合は最も良いと考える専門の先生に紹介させていただいてます。また、日々勉強会などで知見を深め、先端の歯科医療技術や設備の中から本当に患者さんのためになるものは積極的に導入し、より良い治療を提供できるよう努力し続けております。お子さんから高齢者まで、ご家族で安心して来ていただきたいです。
【眞二郎院長】開院以来、当院にいらっしゃる患者さんに対して思っていることは、皆さんに幸せになってほしいということ。絶対不幸になってほしくない、いつもそう心で願っています。お口の健康は全身の健康の入り口です。歯科医療を通じて、皆さんが健康で幸せな人生を歩むお手伝いができれば何よりです。これからもそんな思いを心に抱きながら、息子と一緒に頑張っていきたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ホワイトニング/3万6300円、インプラント/45万1000円~

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