全国のドクター9,237人の想いを取材
クリニック・病院 158,505件の情報を掲載(2024年5月30日現在)

  1. TOP
  2. 埼玉県
  3. 越谷市
  4. 越谷駅
  5. 医療法人社団徳昌会 パラシオン歯科医院
  6. スタッフの向上心や充実度が患者へのケアや院内の雰囲気に反映

スタッフの向上心や充実度が
患者へのケアや院内の雰囲気に反映

パラシオン歯科医院

(越谷市/越谷駅)

最終更新日:2022/05/23

パラシオン歯科医院 スタッフの向上心や充実度が 患者へのケアや院内の雰囲気に反映 パラシオン歯科医院 スタッフの向上心や充実度が 患者へのケアや院内の雰囲気に反映

越谷駅から車で5分ほどの場所にある「パラシオン歯科医院」。ドアを開けるとスタッフの明るい笑顔が出迎えてくれる。「勤務場所として同院を選んだメンバーに、やりがいのある業務や快適な環境づくりで応えたい」と話すのは、診療医長の小山安徳先生。特にデンタルアシスタントには、幅広い業務にチャレンジできる体制を提供しているそうで、身につけた幅広いスキルは、「メンバーにとって大きな財産となるだけでなく、クリニックの雰囲気を良くし、患者さまへのサービス向上にもつながるでしょう」と話す。そんな小山先生にスタッフがスキルアップしながら生き生きと働くための工夫や取り組み、スタッフの笑顔が診療にもたらす影響について話を聞いた。

(取材日2021年10月26日)

やりがいのある業務と職場環境の充実化を促進。スタッフが生き生きと働ける環境づくりがめざすもの

Qスタッフの皆さんが生き生きとしているのが印象的ですね。
A
パラシオン歯科医院 常勤・非常勤含め、15人のスタッフが勤務する同院

▲常勤・非常勤含め、15人のスタッフが勤務する同院

当院には常勤・非常勤を含めて、計15人のメンバーが勤務しています。和気あいあいとしていて院内はとても雰囲気がいいですよ。日々の診療時間内だけでなく、誕生日をお祝いしたり、花見や節分など季節の行事をイベントにしたりと、楽しみながらメンバー間のコミュニケーションを密に取っているようです。そんな雰囲気は患者さまにも伝わっていると思います。メンバーのために私ができることは、働きやすくスキルアップできる環境づくりですね。ここは駅からも離れており決して通いやすいとは言えません。それでも当院の理念に共感して「ここで働きたい」と言ってくれるメンバーに対して、私もできる限りのフォローをしたいと思っているんです。

Qスキルアップのための取り組みを教えてください。
A
パラシオン歯科医院 スタッフのスキルアップのために体制を整えている

▲スタッフのスキルアップのために体制を整えている

特にデンタルアシスタント(DA)を務めるメンバーには、幅広い業務にチャレンジできる体制を整えています。歯科医師や歯科衛生士の資格を持たないDAは、歯科医師や歯科衛生士の業務に就くことはできません。しかしその分、可能性が大きい職種とも言えます。DAとして治療のサポートをはじめ、受付・器具洗浄・在庫管理・電話応対や院内の飾りつけ、これらのすべての業務をDAがこなしています。もちろん、初めからすべてを求めているわけではありません。DAは入職してから半年間の研修期間内に徐々に業務を覚え、苦手な分野にもチャレンジしながらその幅を広げていきます。

Qデンタルアシスタントも院内全体に幅広く携われるのですね。
A
パラシオン歯科医院 ホスピタリティーを大切にし、患者との関係性を築いているという

▲ホスピタリティーを大切にし、患者との関係性を築いているという

そのとおりです。当院には受付や清掃の専属スタッフはおらず、DAが持ち回りで担当しています。クリニックの顔ともいえる受付から、洗浄・清掃などの裏方のような業務まで、オールマイティーにこなせるスキルを身につけてほしいですね。このスキルは当院での日々の業務に生かすだけではなく、メンバーの人生において大きな財産になると思っています。もしご家族の転勤などで転職せざるを得なくなった時、当院で培った幅広い経験がきっと役に立つことでしょう。

Qスタッフの働き方にも工夫されているのだとか。
A
パラシオン歯科医院 スタッフが長く快適に働けるよう、環境づくりにも工夫している

▲スタッフが長く快適に働けるよう、環境づくりにも工夫している

働き方の工夫にも「長く快適に働いてほしい」という思いが根底にあります。休憩時間はしっかり休めるように専用の休憩ルームを作り、そちらに置く備品もメンバーの意見を取り入れました。また仕事を頑張るためには、プライベートとのバランスも大切でしょう。有給休暇をきちんと取得してもらい、残業をできるだけ減らし、保養所も用意しています。育児・介護・休養で長期休暇を取るメンバーも少なくありません。

Qこの雰囲気が患者さまのモチベーションにもつながりそうですね。
A
パラシオン歯科医院 患者思い、スタッフ思いの小山先生

▲患者思い、スタッフ思いの小山先生

歯科医院というのは「定期的に通わなければならない嫌な場所」なのです。通院頻度が少ない病院や楽しみに通う美容院とは違う、特殊な場所ともいえますね。痛みや不安を抱えた患者さまが、最初に接する場所は受付です。クリニックの第一印象を決めるといっても過言ではありません。誰が受付に座っても気持ちの良い対応ができれば、院内全体が明るく優しく雰囲気に包まれます。そしてリラックスして治療を受けることができれば、患者さまも「また来よう」という気持ちになります。それが定期的なメンテナンスにもつながり、患者さまの歯の健康を守ることになるのです。そういう意味でもメンバーの活躍はとても重要ですね。

ドクターからのメッセージ

小山 安徳先生

人の持つ時間には限りがあり、「働く」ためにはその大切な時間を割かなくてはなりません。その場所に当院を選んだメンバーには、有意義な時間を過ごしてほしいと望んでいます。やりがいのある仕事と快適な職場環境を整えるのが私の役目です。歯科治療は歯科医師だけでは成り立たず、質の高い歯科診療を行うためにはチームワークが欠かせません。皆で意見を出し合いながら、メンバーが向上心を持って笑顔で働ける環境をつくり、その結果として患者さまが快適と思える、明るくて居心地の良いクリニックになっていければいいなと考えています。

Access