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越光 悠介 副院長の独自取材記事

越光歯科医院

(伊勢原市/伊勢原駅)

最終更新日:2024/04/25

越光悠介副院長 越光歯科医院 main

伊勢原駅から徒歩3分の「越光歯科医院」は、ビルの1階と2階を使用して2フロア体制で診療を行う広々とした歯科クリニック。2023年8月に副院長に就任した越光悠介先生は、できる限り歯を保存することを重視しながら虫歯や歯周病の治療を行う。日々の診療でこだわっているのは、患者の希望に寄り添いながらも、根本的な原因にアプローチすることで再発リスクの抑制をめざすこと。また歯科医療をサポートする機材を大学病院と同様にそろえることにもこだわっている。矯正や口腔外科の専門の歯科医師も在籍し、難症例とされる手術にも対応。学生時代から生まれ育った地域に歯科医師として貢献することをめざしてきた越光副院長に、クリニックの特徴や診療のポリシーを聞いた。

(取材日2024年4月2日)

経験に基づく技術と充実の設備で、患者に安心の提供を

クリニックの歴史と副院長の経歴を教えてください。

越光悠介副院長 越光歯科医院1

当院は1982年に父である越光義明院長が、生まれ育った伊勢原市で開院しました。幼い頃から私の同級生が親子で受診する様子をよく見かけましたし、地域の方々に親身に寄り添う父の姿を見て尊敬の念を抱いていた記憶があります。私も父の背中を追うように歯科医師をめざし、東京歯科大学卒業後は東京医科歯科大学の付属病院で研究と診療に携わりました。在学中から将来は越光歯科医院に戻ることを見据えていましたが、専門的な知識と技術を持ち帰らなければいけないと考えました。特に日本では歯科のクリニックに訪れる患者さんは虫歯と歯周病でお悩みの方が最も多いので、私はできる限り歯を削らない治療法などを学ぶことに力を注ぎました。そして2023年の8月に当院の副院長に就任して、現在は院長の父と力を合わせて診療を行っています。

副院長就任のタイミングで内装や設備をリニューアルされたそうですが、大きく変わった部分はどこですか?

リニューアル前まで診療室は1階のみにありましたが、2階にも個室の診療室やカウンセリングルームなどを設けました。「どなたでも安心してご来院いただけること」を重視して、院内は車いすやベビーカーでの移動もスムーズに行えるバリアフリー設計を選びました。エレベーターも設置しているので、階段を利用するのに不安がある方も、負担なくご利用いただけます。また、2フロア体制に変更してプライバシーが守られた個室空間を増やしたのは、もともと当院が患者さんとのコミュニケーションを大切にしているからです。治療方針をお伝えする際には、私たちの言葉が一方通行になってしまわないように、できる限り専門用語を使わずわかりやすくお話しすることを心がけています。どんな症状でも、有無を言わさず治療を進めるようなことはありません。ご自身のお口に関して気になることがありましたら、どんなことでも、何度でも、ご遠慮なくお尋ねください。

精密な検査と治療を行うための機材をそろえることにもこだわったそうですね。

越光悠介副院長 越光歯科医院2

虫歯や歯周病の再発リスクを減らすためには、治療の工程を一つ一つ丁寧に行う必要があります。そのため当院では、患者さんのお口の状態を3次元的に把握できる歯科用CTや、術野を人間の肉眼の15〜20倍以上に拡大できるマイクロスコープを導入して、緻密な診断と治療に役立てています。またインプラント手術の際には、ガイドシステムを活用しています。歯科医師の経験や勘に頼らず、神経や血管の距離関係を把握しながら手術を進めることができます。これも患者さんの安心と安全を重視しながらクオリティーの高い歯科医療を提供するために導入した設備です。治療に使用した器具はクラスB滅菌機で滅菌するなど、院内感染対策にもしっかりと取り組んでいます。

専門の歯科医師と連携することで難症例にも対応

日々の診療におけるポリシーを教えてください。

越光悠介副院長 越光歯科医院3

木を見て森を見ずの治療にならないように、お口全体のバランスを考慮することを心がけています。例えば1本の虫歯と一口にいっても、原因はさまざまです。歯並びや噛み癖の影響で特定の歯が虫歯になりやすくなっているケースもあり、その根本的な原因を治療しなければ、すぐに再発してしまう可能性があります。口の中の状態を詳しく説明していると、どうしても診療時間が長くなってしまい、他の患者さんをお待たせしてしまうことがあるのが課題ですね。ただ、効率ばかりを追い求めるスピード優先の診療はしたくありません。患者さんを後悔させないためにも、当院は虫歯や歯周病の発症・再発リスクを最小限に抑えることを目標としています。そのためその方のリスクに合わせて通院間隔を設定し、口腔内の検査やクリーニングを受けることをお勧めしています。

専門的な知識を持つ歯科医師も在籍されていますが、どんな治療に対応していますか?

東京医科歯科大学で研鑽を積んだ歯科口腔外科や矯正を専門とする歯科医師が在籍しています。そのため難症例とされるケースにも対応できることが当院の強みです。インプラント手術であれば、土台となる骨の質や量が不足していると手術の難易度が高いといわれるのですが、当院では人口骨を使用した増骨するための手術にも対応しています。他にさまざまな悩みに対応した矯正や、口蓋裂治療も院内で行うことができます。また、当院は伊勢原市内にある東海大学医学部付属病院だけでなく、東京歯科大学や東京医科歯科大学など多数の大学病院と連携しています。私が副院長として最も力を入れてきたのは、生まれ育った伊勢原市で品質にこだわった歯科医療を提供できる環境を整えること。今後も患者さんの安心と安全を追い求めて勉強を続けていきたいと考えています。

治療や手術に対する患者さんの不安をケアするために、複数の種類の麻酔も用意しているそうですね。

越光悠介副院長 越光歯科医院4

治療中の痛みや音が苦手だったり、口いっぱいに物を入れられることに苦痛を感じたりと、さまざまな理由で不安を抱いている患者さんに向けて、当院では麻酔を活用してリラックスした状態で治療を受けていただくためのお手伝いをしています。痛みや不快感の緩和が期待できる笑気ガスを吸入する方法や、意識状態を変化させるための薬を静脈内に注射する静脈内鎮静法を行うこともあります。全身疾患などの影響で麻酔が使用できない可能性もありますが、お気軽にご相談ください。

「来て良かった」と思われる治療をめざして

副院長が歯科医師の仕事にやりがいを感じる瞬間とは?

越光悠介副院長 越光歯科医院5

どんな症例でも、患者さんの理想をかなえるためのお手伝いができたら、やはり歯科医師になって良かったと思います。日々の診療において、私は優しい言葉でお茶を濁すことは避けて、患者さんのお口の状態を包み隠さずお伝えするようにしています。根本的な原因に対処して、再発リスクの低減などの患者さんの長期的なメリットに目を向けた診療に納得していただいているのなら、これ以上うれしいことはありません。

お忙しい中、休日はどんな方法でリフレッシュされていますか?

歯科医師は患者さんの人生と向き合う仕事ですし、理想の医療を模索して日頃から自問自答していると、精神的な疲れがたまってしまうこともあります。ですから休診日にはひたすら動画投稿サイトなどで好きな動画を見て、頭と体を休めることに徹することが多いですね。体を動かしたい時にはテニスをしています。大学時代の同級生と集まることもありますが、そうすると歯科医療に関する議論や情報交換で盛り上がってしまうので、結局は休日も仕事のことばかり考えてしまっていることになりますね。私も父のようにできる限り長く現役を続け、同じ時期に開業した仲間にも尊敬されるような存在になりたいですね。

越光副院長がお勧めするクリニック選びのポイントを教えてください。

越光悠介副院長 越光歯科医院6

歯の痛みを感じて慌てて駆け込んだクリニックの治療方針に納得できず、悩んだ末に他のクリニックを受診された経験がある人も多いでしょう。歯は一度でも削ったり抜いたりすると、残念ながら元の状態には戻せないものです。だからこそ、できれば不調を感じる前に、情報発信に力を入れているクリニックを吟味して、ご自身の希望に沿った診療を行っている「かかりつけ医」を見つけておくことが大切だと思います。当院もホームページで幅広い症例の原因や治療法を詳しく解説していますので、ぜひ情報収集にお役立てください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント/50万円~、矯正/成人矯正:77万円~、骨造成/5万円~

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