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野村 麻美 院長、福長 美幸 副院長の独自取材記事

センター北ヒロクリニック

(横浜市都筑区/センター北駅)

最終更新日:2022/06/14

野村麻美院長、福長美幸副院長 センター北ヒロクリニック main

ブルーライン・グリーンラインのセンター北駅から徒歩1分のビル4階にある、「センター北ヒロクリニック」を訪ねた。駅のすぐ目の前という至便な立地で、肌の健康を見守り続けて23年。一般皮膚科から美容皮膚科、手術治療にいたるまで、治療の豊富な選択肢を提供するクリニックとして、ファミリー層を中心に多くの患者が通院する。診療にあたるのは、野村麻美院長と福長美幸副院長の女性医師姉妹。名誉院長として主に形成外科手術を担当する岡田浩幸先生を交えた連携体制で、健やかで美しい肌をめざす皮膚科医療を行っている。クリニックのこれまでの歩みやこの春に全面リニューアルした院内の様子、姉妹で皮膚科の道に進んだきっかけ、患者への思いなどについて、野村院長と福長副院長にたっぷり話を聞いた。

(取材日2022年6月8日)

23年にわたって家族の肌の健康をサポート

こちらは開業から20年以上たつクリニックだそうですね。

野村麻美院長、福長美幸副院長 センター北ヒロクリニック1

【野村院長】私は大学病院から週に1度派遣される非常勤医として、20年ほど前からここでの診療に携わり始めました。大学を退職した後も勤務医として引き続きここでお世話になって、前院長の岡田先生が2019年に名誉院長になられたのを機に、院長を任せていただきました。
【福長副院長】私も初めは大学病院に勤務をしながら週1回の非常勤で診療を担当していましたが、姉に誘われるかたちでこちらの常勤医になりました。大学病院時代とは少し異なり、患者さんとじっくり対話を重ねながら進めるクリニックでの診療にとてもやりがいを感じています。

どういったお悩みの患者さんが多く来られていますか?

【野村院長】小さいお子さんからそのパパママ世代、中高年の方まで本当に幅広い層の患者さんが来られています。ウイルス性のイボや湿疹、とびひなどお子さんの肌トラブルのほか、アトピー性皮膚炎でお悩みの方、ニキビ治療のために通われる方がかなり多いですね。開業当初赤ちゃんだった患者さんが、大学生や社会人になった今でも引き続きかかりつけにして通っていたりするので、そうしたお子さんたちの成長ぶりが見られるのも長く続いているクリニックならではの喜びです。お子さんの受診をきっかけに、そのお母さんがしみなどの肌の悩みのご相談に来られたりと、家族ぐるみで利用されている方が多いことも当院の特徴の一つだと思います。

院内を全面リニューアルされたばかりだそうですね。

野村麻美院長、福長美幸副院長 センター北ヒロクリニック2

【野村院長】外科処置や美容のニーズが増えたため、手狭になった自費診療のスペースを少し広くしたり、患者さんの動線を整えたりと、より快適に過ごしていただけるように改装しました。診察室や処置室、手術室、カウンセリングルーム、レーザー室に加え、今回新たに点滴室を設けたことがこだわりです。点滴する際は、リクライニングシートでゆったりとくつろぎながら受けていただけるようになりました。
【福長副院長】内装や音響設備なども一新したので、以前と比べてだいぶ印象が変わったかもしれませんね。当院は美容的な診療にも力を入れているので、患者さんがきれいになるためのクリニックとして、よりふさわしい院内環境を整えることができたかなと思っています。

患者と対話を重ね、心から満足できる皮膚科医療を

姉妹お二人そろって皮膚科の医師になられたのは、何かきっかけがあったのですか?

野村麻美院長、福長美幸副院長 センター北ヒロクリニック3

【野村院長】わが家は両親が薬剤師で、薬局と化粧品専門店を経営していました。カウンセリングをしながらお肌のタイプに応じた化粧品をお勧めするスタイルのお店で、子どもの頃は学校から帰るとお店の隅にある机で宿題をするのが日課でしたから、両親が接客する様子を見ていて、次第に化粧品や美容、肌に関する仕事に興味を持ち始めました。一方で、化粧品の限界のようなものも少しずつわかってくる中で、肌の美しさは健康がベースにあってこそ生まれるものだと気づいて、医療で肌の健康を守る皮膚科医の道を志しました。
【福長副院長】私も小さい頃からお店を訪れる女性たちの「きれいになりたい」という願望を見聞きして、肌の健康やエイジングケアに興味を持ち、医療というアプローチが面白そうだなと思って、この道を選びました。

日々の診療で心がけていることはありますか?

【野村院長】皮膚科は実際に肌を見て診察することがメインですが、なぜその状態になってしまったのか、患者さんの生活習慣を知ることでその中に治療のヒントになる要素が隠れていることも多いんです。また、皮膚疾患はストレスなど心の状態に起因するものも多いので、患者さんの心にも意識を向けるという意味で、まずお話をじっくり聞くことを心がけています。
【福長副院長】大学病院の勤務医時代、私たち医師の目から見れば治癒したと判断できる状態であっても、患者さんは治療後の色素沈着や痕が残っていることを気にして、ご満足いただけなかったというようなことを何度か経験しました。だからこそ、このクリニックでは私たちにできる限りの治療の選択肢をご提案して、患者さんの心からの満足、納得が得られるような診療を手がけていきたいと思っています。

姉妹であるお二人に加え、スタッフも女性がそろっていて、とても和やかな雰囲気ですね。

野村麻美院長、福長美幸副院長 センター北ヒロクリニック4

【野村院長】やはり姉妹ですから、診療に関しても遠慮なく率直な意見を言い合えるので、お互いの持っている力を最大限発揮できているのではないかと思っています。また、開業当初から勤めているベテランスタッフもいるので、患者さんと長年築いてきた関係性のもと、何げない会話で患者さんの緊張をほぐしてくれる場面がよくあります。患者さんは医師と向き合うと、どうしても緊張や遠慮があって、言いたいことの10分の1も話せなかったというような経験って案外多いと思うんです。そういう心理をうまく解きほぐして患者さんに寄り添ってくれているので、スタッフたちの気遣いや目配りには本当に助けられていますね。

将来にわたって肌の健康を守る予防の大切さを伝えたい

こちらは美容皮膚科にも注力される中で、特に予防医療に重点を置いているそうですね。

野村麻美院長、福長美幸副院長 センター北ヒロクリニック5

【福長副院長】多くの患者さんは、できてしまったしみを非常に気にされますが、そこに至る前にやれることは実はたくさんあるんです。できてしまったしみに対処することは大切ですが、当院では発症前に食い止めようという予防医療も重視しています。例えば、不十分な紫外線対策やゴシゴシこするような洗顔方法、過度なマッサージなど、良かれと思って続けている習慣が将来の肌の状態に悪影響を与えてしまうケースも少なくありません。肌の専門家、プロとして、常に正しい知識をアップデートして患者さんにお伝えし、肌トラブルや加齢に伴う肌のお悩みを未然に防いでいくことも、私たち皮膚科の医師の大切な役割だと思っています。

診療で慌ただしい毎日かと思いますが、お休みの日はどのように過ごされていますか?

【野村院長】私は生まれも育ちも横浜で、地元のプロ野球チームの大ファンなんです。前身のチームの時から熱狂的に応援しているので、野球観戦に出かけることも休日の楽しみの一つになっています。それから、おいしいものにも目がないので、食べ歩きも好きですね。
【福長副院長】私は旅行が好きなので、以前はまとまった休みに海外へ一人旅に出かけたりしていました。新型コロナウイルス流行の影響で旅行ができない期間が続いていますが、落ち着いたらまたゆっくり出かけたいですね。

最後になりますが、読者に向けて一言メッセージをお願いします。

野村麻美院長、福長美幸副院長 センター北ヒロクリニック6

【野村院長】保険、自費を問わず幅広い診療に対応し、手軽な塗り薬から、レーザー、外科処置、侵襲の大きい治療も含めてさまざまなニーズにお応えできるところが当院の一番の強みだと思っています。常に新しい情報にアップデートしながら、患者さんの肌の状態、ご希望に適した治療をご提案しますので、「こんなことを聞いてもいいのかな」などと遠慮せず、なんでもお気軽にご相談ください。
【福長副院長】女性の患者さんであれば、治療のためとはいえ肌を見せることに抵抗を感じる方もいるでしょう。当院はスタッフも女性ばかりなのでストレスなく安心して治療を受けていただけると思いますよ。土日も診療していますので、お仕事でなかなかクリニックに通いづらいという方も、ぜひ一度足を運んでみてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

●ケミカルピーリング/1回6600円
●レーザーでのケア
・しみレーザー1ショット/1100円
・ほくろレーザー1mm/4400円

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